電界療法とは
健康であるためには身体の全てが正常に機能し、より良いバランス保っていることが必要です。 この機能は身体がもともと持っているものであり生体恒常性と呼ばれており、生体恒常性が乱れると身体に痛み・凝り・冷え等様々な症状が現れます。
東洋医学ではこのような症状を病気を発症する前の未病の状態ととらえ漢方薬・灸等様々な治療がおこなわれます。同様に電界医療機器は現代物理療法の理論に基づき、身体にもともと備わっている生体恒常性を維持・向上するように作用して健康に深刻な異常をきたす前(未病の状態)に症状を積極的に治療する療法であり、身体を電界で包み込み電界が与える各種作用により症状の緩和を目指します。
電界の身体への作用原理
極超低周波数(50または60Hz)の電界による身体への作用としてはWHO(世界保健機関)等の論から、次のようなものがあるとされています。
1 体表面の感覚受容器への刺激作用
体表面(皮膚)にはさまざまな感覚受容器と呼ばれるセンサーがあり、触・圧覚、振動、温度、痛みなどの外界の物理的情報を脳へと伝えています。電界刺激による感覚受容器への感覚情報は、最終的に脳に視床下部という身体の自律神経系および内分泌系の中枢を揺り動かし、生体恒常性を維持するよう作用します。
2 体表面の電界により身体内に誘導される電流による細胞レベルからの作用
身体内に誘導された微少電流は全身の細胞に作用します。さまざまな論文によるとこの微少電流によって細胞膜の物質透過性が変化したり、細胞内のミトコンドリアのATP(細胞のためのエネルギー)の産生に影響を与えるとされています。その結果、細胞や組織の新陳代謝が図られ、凝りや痛みの緩和として作用します。
電界療法の身体への効果
電界医療機器は管理医療機器に指定されており不快な4つの症状への瓦解効果が承認されています。1不眠 頭痛 3肩こり 4慢性便秘
また、電界医療機器は薬のように直接生体に作用するのではなく、使用者自身の生体恒常性の維持・向上による自然治癒力を介して作用しますので身体に優しいことが特徴です。